- 時間がないから仕事は見ながら覚えて
- 自分で考えてから質問して
- 今は忙しいから教えるのは待って
転職後すぐ右も左もわからない状況で、上司や先輩からよく言われる言葉です。
「わからなかったら気軽に質問して」と言われても、質問することがないぐらい何も教えてもらっていない。。
また質問したら「今は忙しい!」とタイミングが悪かったみたいで怒られた。
忙しいタイミングさえわからない状態。。
本記事は仕事を教えてもらえない会社に転職したときの対処法や考え方をご紹介します。
会社の教育体制を怒る前に、あなたができるところから始めていきましょう。
仕事を教えてもらえないのが当たり前の会社もある
- 「仕事は教えてもらって当たり前」と考える社員
- 「仕事は教えるものでなく自分で覚えるもの」と考える会社
ではなぜ会社は仕事を教えない環境になっているのでしょうか。
具体的に解説します。
そもそも社員の教育制度がない
「社員の教育制度」自体がそもそも存在しない会社もあります。
若い世代は「そんな会社ホントにあるの??」と思うかもしれません。
ただ会社は学校と違って「お金をいただく場所」だと捉え「自分から覚えるのが当たり前」と考える会社や経営陣もいます。
忙しすぎて教える時間がない
そもそも忙しすぎて仕事を教える時間がない会社もあります。
教えたい気持ちはあるけど、締切や納期に追われ「自分でやった方が早い」となり、教えないパターンです。
中には段取りの悪い上司や先輩もいますが、多くは物理的に「忙し過ぎる」のが問題と言えます。
自分も教わっていないから教えない
「自分も仕事を教わっていないから他の人にも教えない」と考える人もいます。
私はこれは、ただの「いじわる」だと思いますが、悲しいかな実際こういう人はいます。
中学、高校の部活で「先輩からこんな嫌なことをされたから、後輩ができたらしてやろうぜ!」というノリです。
自分がされて嫌だったのなら止めればいいのに「自分もされたから」と勝手に正当化するパターンです。
会社の問題というより、個人の問題と言えます。
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世代特有の考え方
世代特有の考えた方の場合もあります。
50代以上の上司や先輩の時代と、今の時代では仕事に対する考え方や教え方が違います。
「仕事は一から十まで手取り足取り教えていたら、責任を持って覚えない」と教えられてきたのです。
「すぐ誰かに頼るのではなく、自分で考え行動できる人になって欲しい」という信念があるので、丁寧に仕事を教えることはマイナスになると思っています。
世代特有の考え方の違いと言えます。
仕事を教えてもらえない原因を探る
「仕事を教えるのが当たり前ではない会社」も存在しますが、教えてもらえない原因が自分自身の場合もあります。
原因が自分にないか、自己チェックしましょう。
教えてもらって当たり前だと思い過ぎている
- 教えてもらうまで待つ
- 声をかけられるまで待つ
- 困った顔をしていれば助けてもらえると思っている
とにかく待ちで受け身の姿勢になっていないですか?
「自分は何もしないで待っているだけで、全て丁寧に教えてくれるはず」と思い込み過ぎている人がいます。
あまりにも待ちで受け身の姿勢なのも問題です。
感謝の姿勢がない
感謝の姿勢がないのも「教えてもらって当たり前」の意識が強すぎるのかもしれません。
感謝の姿勢がない人は人間関係でも必ずつまづきます。
新人を教えることは会社の義務です。
ただ上司や先輩も忙しい中、あなたに時間を割いて教えているのも事実です。
教えてもらったら「ありがとうございます」の一言は言わないといけないですよね。
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教えてもらうタイミングが悪すぎる
- わからないことがあったら、相手のタイミングを無視して聞きまくる
- Aの話しをしているのに、急にBの質問をする
- 誰が見ても忙しそうなのに、調べればわかる質問をする
周りから見ると「そのタイミングで聞く?」というものです。
「タイミングを計り過ぎると、いつ質問すればいいかわからない」と言う人もいます。
ただ相手の状況を見て気遣いをするのは当然ですし、事前にお互いが「この状況(時間)のときは質問するのはNG」と決めておけばいいのです。
気遣いがない人には、教えたくなくなるのも人情です。
理解しようとしない
- 何回も同じ質問をする
- 調べればわかることを聞いてくる
- そもそも理解しようとしていない
- 教え方や教えるための資料を批判する
教えても理解しようとしないケースです。
特に年配の人は、この傾向があります。
自分が理解できないことを、全て相手のせいにし始めたら要注意です。
もちろん教え方に問題がある場合もあります。
そのときは「この部分の〇〇のところがわかりません」「〇〇と解釈したのですが、間違ってないですか?」など具体的に質問すればいいのです。
理解しようとする気持ちも放棄して「まともに教えてもらってない」と他責にするのはNGです。
仕事を教えてもらえないときの対処法
基本的には先程ご紹介した「教えてもらえない原因」の逆のことをするのが対処法です。
具体的に一歩突っ込んで解説します。
積極的に聞きに行く
上司や先輩のタイミングは考えないといけないとお伝えしました。
ただタイミングを計り過ぎて、遠慮をしているだけでもいけません。
「教えてもらう」待ちの姿勢ではなく、わからないことは積極的に聞きにいきましょう。
聞かずに自分の中だけで、あれこれ考えていても答えが出ません。
聞けば数十秒で解決することもたくさんあります。
声をかけられるのを待つのではなく、あなたから聞きにいく姿勢に改めましょう。
感謝の姿勢を見せる
「教える」「教えない」問題を考える前に、人間関係の基本に立ち返りましょう。
いくら「教えて当たり前」「教えてもらって当たり前」と考えていても、感謝の姿勢を見せなくていいわけではありません。
教えてもらったら「ありがとうございます」の一言を言うのは当たり前のことですよね。
教える方も教わる方も一人の人間です。
上司や先輩も教えるのが仕事だと考えていても「ありがとうございます」の一言がないと、教える気が失せてしまいます。
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教えてもらう時間を作ってもらう
上司や先輩がいつも忙しそうにしていて、教えてもらうタイミングが難しいケースがあります。
その場合は「教えてもらう時間」を決めておくと良いでしょう。
- 昼休憩後の時間に聞く
- この仕事が一段落したら声をかけてもらう
- 質問をメールで送っておき上司や先輩の良いタイミングで教えてもらう
時間や方法はお互いが都合が良ければ、何でもいいのです。
大切なのは、教える側と教わる側が「この時間は教える(教わる)」と共通認識を持つことです。
忙しい会社は特に上司や先輩の都合が優先されるケースが多いでしょう。
ただ時間や方法を決めておくだけで「教えてもらえないストレス」は軽減されるはずです。
質問をまとめたり具体的にする
思いついたことをその都度聞いてくる人がいます。
上司や先輩も最初はその都度対応していましたが、質問の度に仕事の手が止まる。
「質問があるならまとめて聞いて欲しい」と思うのが普通です。
また「このやり方がわかりません」など質問がザックリ過ぎて、どこから教えていいのかわからない。
上司や先輩も教えたいんだけど、どこまで理解できているか、または理解しようとしていないか、判断に迷うことがあります。
最初はわからないことが多すぎて「何を聞いていいかわからない」となる気持ちもわかります。
そんなときでも「どうすればいいですか?」と丸投げの質問ではなく「こうしようと思うのですが、よろしいでしょうか?」という具体的な質問をしましょう。
努力しても教えてくれない会社であれば転職を検討する
- 上司や先輩に努力して合わせても、教えてもらえない
- 上司や先輩だけなく、会社自体に教える風土がない
- 教えてもらえず困っていることを訴えても状況が改善しない
上記の理由で仕事を教えてもらえないことが続くのであれば、転職を検討しましょう。
理由は次の通りです。
頑張り続けて精神的に疲弊する
最大限努力しても仕事を教えてもらえない状況であれば、慣れてきたとしても未来は暗いです。
仕事を教えてくれない会社は「社内調整」や「稟議を通す」など、他の業務も努力し続けないといけないということです。
仕事は教えてくれないけど、風通しがよく、働きやすいように業務が仕組み化されている訳がないのです。。
仕事は何とか覚えたけど、気苦労が続くことは約束されていると言っても大袈裟でありません。
社内調整や上司の機嫌取りで精神的に疲弊していくことが予測されます。
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会社が社員を大切にしていない
会社自体に教える風土がないのであれば、それは社員を大切にしない会社です。
社員に対して「この会社で長く働いて欲しい」気持ちが欠如しているのです。
また「仕事は見て覚えるもの」という現代にはそぐわない、古い考えの会社とも言えます。
経営陣や幹部がいつまでも古い考えに固執して、考えをアップグレードできない会社に未来があるのでしょうか?
社員教育は会社に取って重要課題の一つですが、それができない会社に勤め続けることはリスクしかありません。
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転職エージェントを活用して転職する
あなたが仕事を教えてもらえないことを訴えても、改善されない会社はブラック企業と言ってもいいでしょう。
どの会社も忙しいながら、教育体制を整え、縁あって入職した社員に長く勤務してもらおうと努力しています。
それを怠っている会社に、あなたの大切な未来を託すのはおすすめできません。
教育体制がきちんと整っている会社もたくさんあります。
今度こそはブラック企業に転職しないために、転職エージェントを活用してサポートを受けましょう。
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転職のプロから情報収集できる
最初から「仕事を教えてもらえない会社」だとわかっていたら、転職しないですよね。
転職の失敗の多くは「転職先の情報収集不足」です。
ただ個人が企業について得られる情報は、ホームページに載っていることなど、ほんの一部です。
そこで転職のプロである転職エージェントが頼りになります。
転職エージェントは担当地域が決まっています。
その情報を得てから、転職するか判断できるのは大きなメリットです。
企業選びや面接のアドバイスなど、あなたにあったサポートをしてくれます。
不利にならない退職理由を考えてくれる
仕事が教えてもらえないことが直接的な退職理由だとしても、そのまま面接で言うのは危険です。
伝え方を間違えると「教えてもらえるまで動かない待ちの人なのかな」と面接官に疑われてしまいます。
転職エージェントはあなたが不利にならないよう一緒に退職理由を考えてくれたり、面接の模擬練習もしてくれます。
あなたの転職が成功するようサポートしてくれます。
希望に合った職場を紹介してもらえる
「仕事を教えてもらえない職場で苦労したので、次は教育体制がしっかりしているところに転職したい」
あなたの希望を伝えると、その希望に合った転職先を紹介してくれます。
自分に合った転職先を探すのは言葉で言うのは簡単ですが、一人ではどこから探していいかわかりません。
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今の職場が辛いと悩んでいるだけではダメで、行動しなければ脱出できませんよね。
まずは相談して、辛い状況から抜け出すきっかけを手に入れてください。
注意点は転職支援サービスも数多く存在しますので、誰でも希望求人を紹介してくれるわけではありません。
残念ながらブラック企業と分かっていて紹介されることもあるので、転職支援サービス選びはとても重要です。
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まとめ
仕事を教えてもらえない会社に転職したときの対処法と考え方をご紹介しました。
- 仕事を教えてもらえない原因が自分にないか、まず自己チェックしてみてください。
- そこから仕事を教えてもらえる対処法を実践してみてください。
対処法を実践してもダメなのであれば、転職を検討した方が良いでしょう。
教育体制が整っていない(整えようとしない)会社にいても、あなたの未来はありません。
ブラック企業にいても精神的に疲弊するだけで、あなたの貴重な時間がもったいないです。
転職は早くて若い方が有利なのは間違いない事実です。
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