あなたはよく「反省」をする方ですか?
失敗したり、うまく行かなかった時に他人から「反省しなさい!」と言われることがあります。
自分でも「反省しないといけない」と思うことが誰にでもあると思います。
時には「反省」すること自体が自分を苦しめることもあります。
「反省すること」をテーマに「反省は意味があるのか?」「正しい反省の方法とは?」についてご紹介します。
反省の意味は?
まずは反省の意味から考えてみましょう。goo辞書から引用します。
1.自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に反省を怠らない」「一日の行動を反省してみる」
2.自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「反省の色が見られない」「誤ちを素直に反省する」
まとめると、反省とは次のような意味になります。
「自分の言動や行動が良かったのか、悪かったのかを振り返り、考えること」
「また悪かったのであれば、素直に改めること」
反省に意味はあるのか?無意味な反省は自分を苦しめるだけ
反省は落ち込むことではない
何か失敗した後などに、落ち込んでないと「あいつは反省していない!」と言う人が必ずいます。
昔のCMで「反省だけならサルでもできる」というキャッチコピーがありました。
真意は不明ですが、、「反省したふりならサルでもできるよ」ということだと推測します。
「形や見栄えだけ落ち込んで、反省しているように見せても意味がないよ」ということです。
つまり、外見上だけ落ち込んでいても意味はないのです。
外見上落ち込んでいないと「反省しているのか!」と怒る人は、本当に的外れなことを言っています。
私はあれもできない!これもできない! なんてダメな人間なんだろう。。 このように自分で自分を責めて、追い込んでしまうことはありませんか?「自分を追い込んでも、自分が[…]
他人から強要された反省
会社でも学校でも反省文を書かせる風習が、まだ存在しているかもしれません。
形式上のことだけで、実際に反省文を書かされても「俺は心底反省した!」とならないですよね”(-“”-)”
強制された反省は意味がありません。
反省をし続ける
無闇に反省し続けるのは、精神的にマイナスに働きます。
長い時間をかけて反省したからといって、反省した効果が倍増することはありません。
反省はダラダラし続けるものでもないです。
正しい反省の方法
意味のある反省とは
ポイントは2つです。
良かったことも、悪かったことも反省する
反省したことは次に活かさないければ、意味がありません。
良かったことは続けて行えば良いですし、悪かったことは改めなくてはいけません。
主観的ではなく客観的に分析する
主観的な反省だと、どうしても感情が入ります。
- 俺は悪くない、相手が悪い
- こういう状況だから、仕方がない
- たまたま運が悪かっただけ
「事実」のみの反省をしないと、何が正しいのかわからなくなります。
反省に感情が入ると、正しい反省ができなくなります。
会社で反省を強要されたら
もしあなたの会社が反省を強要したり、失敗したらしつこく責められる環境であれば、転職することも考えてみてはどうでしょうか。
「反省を強要する会社」は職場環境が良いとは言えず、あなたは精神的につらくなる一方ではないでしょうか。
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まとめ
反省とは分析である
成功したとしても、失敗したとしても「なぜそうなったのか」を客観的に分析する。
- 成功した原因がわかれば、継続して行うことができます。
- 「何で成功したのか」と原因がわからなければ、継続することもできないですよね。
- 失敗した原因がわかれば、次に同じことを繰り返さなければ良いだけです。
「反省」とは「良いものは継続するため、悪いものは変えるため」
これ以上でも以下でもないと、ポジティブに捉えてみてはどうでしょうか。
反省はほどほどに
最後に全てを覆してしまいそうですが、、タモリさんが反省に対して素晴らしい言葉を残しています。
「笑っていいとも!」というお昼に30年以上続いた番組がありました。
タモリさんは「番組を長続きさせようと思ったら、反省会なんて開くな」と言ったそうです。
反省をすると、できていない点や足りない点が浮き彫りになります。
常に反省なんかしていたら「あれもできてない、これもできてない」と思い、精神衛生上良くないですよね。
このタモリさんからの言葉から学びましょう。
ものごとを長く続けようと思ったら、反省はほどほどで良いのではないでしょうか。。
最後にまとめます。
- 「反省」とは、客観的に第三者の目線で良かったこと、悪かったことを分析すること。
- 「反省」は自分を責めることではない。しかも反省は「ほどほど」にする。
無意味に反省して落ち込んで、自分を責めても仕方ありませんよ!
本記事を参考にして、良い「反省」を行って人生を豊かにしてくださいね!(^^)!
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