『類は友を呼ぶ』という言葉がありますが、あなたはこの言葉を信じますか？
「気の合う者や自分と似た趣味や考え方の人が、自然に集まって友達や仲間になる」という意味ですが、どうやらこの言葉にはもっと深い意味があるようです。
本記事ではこの「類は友を呼ぶ」という言葉について考察します。
本当の意味がわかった時にあなたの考え方や行動にも、変化が生まれるはずです。
非常に興味深い話しなので、ぜひ最後までご覧ください！
「類は友を呼ぶ」は本当？自分のレベルに合った人しか集まらない
まずは「類は友を呼ぶは本当か？」から考えていきます。
その理由をこれからご紹介します。
社長の友達はみんな社長
この言葉が「本当」だと思うようになった、きっかけをお話しします。
今から10年ぐらい前の話しです。
当時小さな企業でエンジニアをしていた私は社長と2人で、飲みに行く機会がありました。
飲んでいると社長が「友達を呼んでもいいか？」と言われるので、何も考えずに「良いですよ」と答えました。
その後、社長の友達が3～4人程来られました。
社長の友達は、丁寧に私にも名刺をくれました。
「やっぱり社長の友達は社長なんだな」と単純に思い「いつぐらいから皆さん、お知り合いなんですか？」と聞くと、
「みんな高校の同級生だよ」と言うのです。
「えっ！えっー！？」
ウチの社長が社長になってから友達になったのではなく、高校の同級生だったのです。
つまり、高校の同級生で何十年経っても付き合いのある友達が「社長」だったという訳です。
そして「類は友を呼ぶ」と言う言葉は、単純に「気が合う」とか「趣味が合う」だけでなく、器というかレベルというか、その人に「相応しい人」を呼ぶのだなと思いました。
他にも当然、高校の同級生はたくさんいたはずです。
その中で何十年経っても付き合いのある人は、やはり「その人に合ったレベルの人」しか、友達であり続けないのだなと強く感じました。
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素敵な彼氏・素敵な彼女
他にも身近な例をご紹介します。
例えば「カッコよくて、やさしくて、背が高くて、気が利く」男友達がいたとします。
その男友達に「かわいくて、やさしくて、気が利く」同じような素敵な彼女が出来たとします。
このような場合、あなただったらどう思いますか？
「あいつに相応しい彼女だな！お似合いの2人だ！」と思いますよね。
では、思いやりがない男友達に反対に、とても思いやりのある彼女ができたらどう思いますか？
「あんな冷たいやつに、こんな思いやりのある彼女ができたなんておかしい！あいつにはもったいないし、すぐ別れるよ！」
何が言いたいかというと、
私たちは意識をしていなくても「類は友を呼ぶ」を認識をしているのです。
- 思いやりのない男友達に、思いやりのある彼女ができたら、すぐ別れると思う
- 思いやりのある男友達に、思いやりのある彼女ができたら「2人はお似合い」と思う
自然に似つかわしい人とはくっつき、似つかわしくない人とは離れて行くことを認識しているのでしょうね。
自分のレベルを上げるには付き合う人を変える
経営コンサルタントで有名な大前研一さんが、とても的を得たことを言われています。
人間が変わる方法は三つしかない。
”一つは時間配分を変える”
”二番目は住む場所を変える”
”三番目は付き合う人を変える”
この三つの要素でしか人間は変らない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
三番目の「付き合う人を変える」というのは「類は友を呼ぶ」ことを指し示しているのではないでしょうか。
本当に変わりたかったら「よーし明日から変わるぞ！頑張るぞ！」と決意を新たしても意味がありません。
ムリやりにでも「付き合う人」を変えれば、おのずと「自分は変わっていける」ことを言い表してくれています。
自分のレベルに合った人と付き合うのは居心地は良いです。
しかし、もっと上を目指すのあれば、それ相応の人と付き合わなければいけません。
仕事に関しては環境を変えることも手段
もし「自分を変えたい」と考えたら「環境を変える」ことも一つの手段です。
特に仕事に関しては環境を変えることで、自分の力をもっと発揮できる場合もあります。
- 本当に自分がやりたい仕事をしたい
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「類は友を呼ぶ」は本当であなたのレベルがわかる
「類は友を呼ぶ」という言葉の本当の意味は、単純に「気が合う、趣味が合う」ということだけではありません。
その人の器やレベルに合った人を、引き付けてしまうのだと考えます。
- 文句ばかり言っている人には、文句ばかり言っている人しか集まりません。
- 後ろ向きな人には、後ろ向きの人しか集まりません。
「以前は良く付き合っていたけど、最近付き合いがない」という友達がいませんか？
それはあなたのレベルが上がったから離れていったのか、その逆かもしれませんね。
スピリチュアル的な話しではなく、考えたらごくごく自然のことのように思えます。
自分がもっと上に行きたいと思えば、それ相応の人と付き合って下さい。
逆に今付き合っている人を変えたいのであれば、それ相応の行動をすることです。
「類は友を呼ぶ」を正しく理解すると、あなたの行動が変わる
あなたが変わるためには、決意を新たにするだけではダメです。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
- 環境を変える
あなたに憧れている人や目標にしている人がいれば、その人と積極的に付き合うようにしましょう。
それが「あなたが変わる」第一歩です。
「あなたが変わる」ことで、あなたは目標にしている人に近づき同じレベルになります。
それが「類は友を呼ぶ」という言葉に繋がっていくのだと思います。
もしあなたが仕事で、今よりキャリアやスキルアップを考えていたとします。
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