年代問わず「将来が不安」と感じている人は多いと思います。
- 仕事の不安
- お金の不安
- 健康の不安
不安に思うことを挙げたらキリがありません。
本記事は将来が不安な方に向けて「なぜ将来を考えると不安になるのか」「将来の不安を軽減する考え方」をご紹介します。
記事を読み終えると、将来の不安に対する考え方がわかり、あなたの心は晴れやかになるはずです。
なぜ将来を考えると不安になるのか?
将来は誰にもわからない
結論から言うと「将来は誰にもわからないから」です。
- 自分のこと
- 家族のこと
- 会社のこと
- 日本のこと
- 世界のこと
自分のことから世界のことまで、明日のことも50年後のことも誰にもわかならいのです。
不安の正体は「わからない」ことなのです。
わからないからこそ「あーなるんじゃないか」「こーなるんじゃないか」と思い悩み、答えの出ないことについて考えてしまいます。
将来は考えるほど不安になる
答えの出ない将来のことを考え過ぎてしまうと、いきつくゴールは「不安」しかありません。
考えれば考えるほど不安になってしまうのです。
- TVをつければ、マスコミは不安を煽ってきます
- SNSを見れば、幸せ自慢が目に付きます
- 友達と話せば、自分とあらゆる面で比べてしまいます
たくさんあると言うより「不安になる情報だらけ」と言った方がいいかもしれません。
日中に「不安になる情報」を浴びるだけ浴びて、夜寝るときにベッドの中で将来を考えると、不安になるのは当然のことです。
考えれば考えるほど、将来の不安は大きくなるだけです。
将来の不安を解消する5つの対処法
将来が不安になる情報を浴び続けて、考えれば考えるほど不安になる。
ここからは将来の不安を解消するための5つの対処法を解説します。
できるところから少しずつでいいので、試すだけで効果がある対処法です。
今やれることをやる
抽象的な言い方ですが、頭の中だけで「あーだ、こーだ」考えるだけでなく行動しましょう。
将来の不安が「お金」であれば「将来お金がなくなったらどうしよう」と考えるだけでなく、お金の不安を解消する行動をしないといけないですよね。
- 貯金を始める
- 投資を始める
- 節約を始める
ザっと思いつくだけも、お金に対する不安を解消する方法はいくつもあります。
頭の中だけで考えていても当然不安は解消されません。
大きなことから始めなくてもいいのです。
小さなことからで十分です。
お金が不安でも、いきなり「何万円を投資するべきです」とまでは言いません。
「明日からエコバックを持ち歩いて、レジ袋代何円を節約する」こんな小さな取り組みからで十分です。
そして小さなことができた自分を褒めてあげてください。
小さな一歩を踏み出し休み休みでもいいので、小さな一歩を踏み出し続ければ、それが大きな道となります。
選択肢はたくさんある
人が絶望するときは「もう選択肢がない!」と思ってしまいがちです。
- 今の会社からリストラされたら終わり!
- 今の恋人と別れたら終わり!
- この大学に落ちたら終わり!
会社も恋人も大学も一つではないですよね。
しかし人は「これがダメなら終わり!」と絶望してしまいます。
例えば「将来リストラされたらどうしよう」という不安があったとします。
将来リストラされても会社は一つだけではないのです。
「将来リストラされたらどうしよう」と思うのであれば「リストラ対象にならないように」「リストラされても転職できるように」実力や経験を磨いていくしかないのです。
リストラに怯えて、責任を取らなかったり、人に責任をなすりつけたりするのではありません。
責任ある仕事をしないと、経験やスキルは磨かれないので、積極的に責任ある仕事を取っていくのです。
「リストラされたらどうしよう」と悩んで、仕事から逃げるほどリストラされる可能性が高まることはわかっていただけると思います。
今の世の中選択肢はたくさんありますし、リストラされても転職だけでなく起業でも良いですし、副業をいくつかして生計を立てる方法もあります。
ただ他の選択肢を選べるように「自分磨き」は必要ですね。
運動する
ガラッと対処法を変えます。
考えれば考えるほど不安になるとお話ししました。
その考えてしまう時間を運動する時間に変えませんか?
うつ病など精神的な病に運動が効果的なのは、一般的に知られている事実です。
休みの日に一日中YouTubeやゲームをしてゴロゴロするより、少しでも運動して身体を動かした方が気分がスッキリした経験はありませんか?
運動は「人の心を強くする効果」があります。
「心を鍛えるためには身体を鍛える」なんて言葉も聞いたことがあります。
「身体がムキムキになるまで筋トレをしなさい」とまでは言いません”(-“”-)”
これも「家の周りを散歩する」など、小さなことから始めるだけで十分です。
みんな将来は不安である
よく悩んでいたら「自分だけこんなに悩んでいる」という錯覚に陥りがちです。
平たく言えば、みんな将来は不安なのです。
冒頭でお伝えした通り、将来は誰にもわからないのです。
どんなに前向きな人でも現在成功している人でも、将来を不安に思うことはあります。
あなただけが特別「将来が不安」と悩んでいるのではないのです。
「あなただけではない、みんなそうなんだ」と思うだけでも、心が軽くなるはずです。
将来を考える時間を決める
「将来のことを考えると不安」という方に、よく「考えても仕方ないから考えるな」とアドバイスを送る人がいます。
もちろんこのアドバイスは間違いではありません。
ただ「将来が不安」と考える人は、考えたくなくてもどうしても考えてしまうのです。
心の中では「考えたくないと」と思っていても、嫌でも考えてしまいます。
そのような方は「考える時間を決める」ことをおすすめします。
- 夜の21時から30分だけ考える
- お風呂の中だけ考える
- 仕事帰りの運転中だけ考える
いつの時間でも、1週間に1回でもいいのです。
どうしても考えそうになったら「今は考える時間ではない」と心の中で突っぱねましょう。
そして時間になったら、思いっきり将来のことを考えましょう。
「考える時間を決める」ことは将来の不安だけなく、あらゆる悩みに関して効果的です。
不安なことを一日中考えていたら、それは気持ちは沈みますし、せっかく楽しいことがあっても心から楽しめません。
考えないことが一番ですが、どうしても考えてしまうのであれば、考える時間を決めてそのときだけ悩みましょう。
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予測できない未来を嘆くより今を一生懸命生きろ!
いくつかの対処法をご紹介しました。
いきつくところは繰り返しますが、将来は誰にもわからないのです。
- どんなにリストラされないように準備しても、リストラされるかもしれません。
- 逆に全然準備していない人が生き残り、リストラされないことだってあります。
最終的にはこれを言ったらおしまいかもしれませんが、運に左右されるところが大きいです。
だからと言って、今を頑張らなくていいと言いたいのではありません。
むしろだからこそ、将来を嘆くより今だけ頑張って欲しいのです。
私の大好きな名言ですが、アントニオ猪木の名言に『道』というものがあります。
『道』
この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさアントニオ猪木
私は「将来を危ぶむのではない。今の一歩一歩が道となるのだから、あまり考えずに今を生きろ」と解釈しています。
将来は誰にもわからず、運にも左右される。
だからこそ、今を一生懸命を生きることが大切。
きっとあなたの人生が充実していくはずです。
まとめ
「なぜ将来のことを考えると不安になるのか」「将来の不安を解消する対処法」をご紹介しました。
将来のことを考えると、誰でも不安になるんですよね。
だからこそ、今を考えて生きていけばいいのではないでしょうか。
将来の不安を軽減するために、今を頑張るのは大切なことです。
ただあまり将来のためだけに、過度に頑張り過ぎるのは厳禁です。
例えば本文中でご紹介した「将来お金が不安だから貯金する」ことは大切ですが「過度に今を我慢して貯金する」ことはやめてくださいね。
今を楽しんだり充実させることが「道」となり、あなたの歩んできた人生になります。
最後にまとめます。
- 将来を考えて今を頑張ることは大切
- ただ将来を考え過ぎて、今を楽しむことも忘れてはいけない
- 今ここにある一秒一秒があなたの人生であり、その積み重ねがあなたの将来になる
「将来はわからないから、頑張っても頑張らなくても一緒」と開き直るのではなく、だからこそ今を充実させて、今を生きましょう!
それがあなたの道になるはずです。
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